
2020年10月23日 (高橋厩舎の日常)
どうも!
先週の競馬はホールシバンが勝利!
元々期待していた馬で、しっかり2戦目で結果を出してくれました。
内容的には圧勝でしたが、それでもまだおっとりしていて、本気を出していない感じもあります。
競馬後もすぐに息が入っていたようで、やはりかなりのポテンシャルは秘めているはず。血統的にも本当に楽しみですし、次走以降も非常に期待したい1頭です。
そして復帰戦となったマイブルーヘブンは上々の結果だったのではないでしょうか。
スタート後だいぶ行きたがっていたところもありましたが、初めての東京競馬場、固定障害コースでもしっかり対応していました。
無事レースを終えることが出来たのは何よりですし、今回はまだまだ仕上げ途上の状態でした。それでも直線では先頭に立つなど見せ場十分の内容だったので、改めて今後が楽しみになりました。
今後も脚元の状態を見ながらになるとは思いますが、さらなる活躍を期待したいと思います。
そして今週の競馬も土日で3頭が出走予定です。
まずは土曜日から。
新潟5Rにショウナンガルーダが吉田隼人ジョッキーと出走します。
新馬戦後は2週間ほど放牧に出しました。帰厩後は普段は落ち着いていますが、調教時はヤル気が出てきたようで、だいぶ気持ちにメリハリがつくようになってきた様子です。
状態も良く、全体的にパワーも付いてきました。今回は調教からリングハミにしており、競馬でもそのまま使用する予定なので、操縦性は良くなると思います。
気持ちが前向きになっていますし、走りが少しワンペース気味とのことで、今回はもう少し前目のポジションで競馬が出来れば前進できるのではないでしょうか。
続いては東京5R。メイクデビューにエルブルスシチーが荻野極ジョッキーと出走します。
最終追い切りは極ジョッキーが跨ってCウッドコースでしっかり負荷を掛けました。
格上馬が相手だったので2馬身ほど遅れましたが、それでも「この馬も動けているし、だいぶ良くなってきた」とジョッキーは言っていました。
獣医も「だいぶ体も良くなってきているし、普段の心拍数が低いから心肺機能は高そう」と言ってくれています。
まだ性格的に子供なので、競馬を経験しながらピリッとしてくれればと思いますが、どんな走りをしてくれるか楽しみにしています。
続いて日曜日は1頭。
新潟3Rにクォリティタイムが荻野極ジョッキーと出走します。
前走後もダメージは無く、在厩で調整しています。
輸送や中1週での競馬を考えて、最終追い切りは坂路でサラッと。想定通りの時計で上がってきましたし、非常に順調で何も問題はありません。
特に心配していたテンションが高くなっていないのは何よりだと思います。
前走で跨った跨った団野ジョッキーは「噛み合えば全然やれます」とのことで、着順以上に内容も良かったと思います。
極ジョッキーは何度も乗っていますし、今回は少頭数で競馬はし易いはず。
ここは楽しみにしています。
武田
2020年10月16日 (高橋厩舎の日常)
先週の競馬は2頭が勝利、そして日曜日のサンレイポケットは悔しい3着(T_T)
あのハナ差は大きい、、なんとか賞金を加算しておきたかっただけに悔やまれます。
次走はアルゼンチン共和国杯の予定ですが、ここは何としても2着以内死守!いや、やっぱり勝ってもらいましょう。
ポケット&極ジョッキー初重賞制覇に向けて頑張れ!!
あとは少しでもハンデをもらえますように、、(*>人<)
さて、今週は土日合わせて3頭が出走します。
土曜日は新潟1頭。2Rにホールシバンが岩田望来ジョッキーと出走します。
この中間に軽い熱発があって競馬を延ばしましたが、立ち上げ後は順調で熱発の影響は感じません。
最終追い切りは気合いを乗せるために併せ馬にしましたが、前で併せていた馬にも追いついて4頭追いのような形に。この馬にとってはむしろ良かったくらいで、しっかり動けていました。息遣い、息の入りも良く状態は良いのではないでしょうか。
相変わらずボーっとして大人し過ぎるところがあるので、そのあたりが競馬に行って変わってくれればと思います。
間違いなく能力は高いので改めて期待しています。
続いて日曜日。新潟1Rにはモーデンが荻野極ジョッキーと出走します。
最終追い切りはジョッキーが跨っての3頭併せ。「動きも良いし、具合も良さそう」とのことでした。
追い切って少し右の肩から脇にかけて張りがあったので、しっかり獣医にケアしてもらいました。体調も良く、このひと追いで仕上がったと思います。
元々捌きに硬さがあった馬なので、今回のダート替わりはプラスになってほしいところ。上積みはあるので更に前進してほしいと思います。
そして日曜の最後は東京9R。東京ハイジャンプ(J・GⅡ)にマイブルーヘブンが難波ジョッキーと出走します。
脚部不安から久々の復帰戦。前走は難波ジョッキーがケガのため跨れなかったので、実に1年5か月ぶりのコンビ復活となります。
長休明けの立ち上げから跨ってくれていますが、状態は徐々に上向いてきました。
最終追い切りも坂路でしっかり攻められましたし、先週よりも動きも息遣いも良くなっているとのことでした。
脚元を大事にして乗ってきていますので、もちろん100%の状態ではありませんが、それでも休み明けとしては十分仕上がったと思います。
障害戦ではまだまだやれる馬なので、まずは無事に競馬を終えてほしいと思っています。
武田