「乗りやすい馬」を作ることが高橋厩舎の基本であり、モットーです。 林間の逍遙馬道を利用した入念な運動を基本に、馬場馬術の要素を取り入れ、 角馬場でのフラットワークに力を取り入れることで、基礎力の代謝アップと身体バランスを常に心掛けています。
逍遙馬場とは、坂路馬場の手前にある1kmほどの林間コースです。そこでの調教前後の入念な運動は我々の最大の特徴です。 林間の中、起伏のある馬場を歩きながら、馬上での時間を長く保つことで、馬と騎乗者の意思の疎通を確認していきます。
角馬場での入念なフラットワークは、馬体や脚元の柔軟性、体幹を中心とした左右のバランスを安定させます。
メニューの合間に、うまくプール調教を取り入れることにより、有酸素運動でのリラックスを図ります。
調教後は装蹄師との連携をより密にし、脚元のケアなどを図ります。
レースに向けては、馬の状態をその都度確認して、坂路における普段からの併走調教やウッドチップなどを臨機応変に使い分け、目標に合わせた各馬のメニューを組んでいます。