2020年5月1日 (高橋厩舎の日常)
こんばんは!
今週も無観客の3場開催。高橋厩舎からは5頭が出走します。
まずは土曜日の福島6Rにテンカウントが難波ジョッキーと出走します。
これがデビュー戦となりますが、ここまではいろいろと工夫しながらしっかり乗り込んできています。
最終追い切りは難波ジョッキーが跨りました。この馬なりに動いていたようですが、調教でノドが鳴るので、そのあたりに関しては正直不安が残ります。走ってみなければわかりませんが、息の入りなどは良いので、まずは無事にレースを終えてほしいと思います。
続いて京都10Rは2頭出し。サンレイポケットが荻野極ジョッキーと。マイハートビートが和田ジョッキーと出走します。
前走は熱発で取り消し。一旦休ませて立て直しました。
最終追い切りはジョッキーが跨りましたが、「状態は悪くないし、大丈夫」とのこと。獣医も「上積みは無いけど、悪くもないし変わりなくきている」と言っていました。
まだ本調子ではありませんが、それでもポテンシャルの高さで何とかしてくれるのでは?と思っています。ハンデも手頃なので、地力に期待したいところです。
そしてもう1頭のマイハートビートですが、前走はだいぶ間隔を空けて手探りでの1戦。結果は良くはありませんでしたが、競馬後も何事も無かったのは何よりですし、少しずつ良化しています。
最終追い切り出の動きも良かったですし、調子自体は上がってきているのではないでしょうか。
長く脚を使うよりは一瞬のキレで勝負するタイプ。上手くロスの無い競馬をしてもらいたいと思います。
続いて福島11Rにギルマが勝浦ジョッキーと出走します。
最終追い切りは坂路で。前の馬が近かったので全体時計は普通ですが、終いの動き・反応ともに良く、良い感じに仕上がっていると思います。体調も良いですし、無駄肉も付いておらずスッキリした馬体をしています。
だいぶ気合いが乗っているのは良い傾向ですし、今回はブリンカーも着用するので、どれだけ集中力を切らさず走れるかがカギとなりそうです。
1枠1番なので、好スタートを決めて前々から粘りこんでほしいと思います。
そして日曜日は、京都10Rにスリーグランドが太宰ジョッキーと連闘で出走します。
前走は良い意味で期待を裏切る走りを見せてくれました。除外の可能性が高かったので、競馬が延びても良いように調整していましたし、まだ息遣いや息の入りはもう一つといった状態でした。それでもあれだけの競馬が出来るのですから、こちらの想像以上に馬自身が成長しているのでしょう。
幸い競馬後もダメージは少なく、馬体に痛んでいるところもありません。
3歳ダート短距離馬のオープンクラスは、今週の端午ステークス以降は無いので、馬には少し厳しいですが連闘となりました。
相手が一気に強くなりますが、まだ奥がありそうな馬ですので、この先が楽しみになるような競馬を見せてほしいと思っています。
武田