2019年4月26日 (高橋厩舎の日常)
こんばんは!
今週ついに平成最後の競馬が開催されます。高橋厩舎からは4頭が出走しますが、なんといっても注目は日曜日 京都11RのGⅠ天皇賞・春に出走するメイショウテッコンです。初コンビを組む福永ジョッキーと頂点を目指します。
前走の日経賞が本当に強い競馬で、やっと本格化してきた印象。今回は乗り替わりとなりますが、福永ジョッキーは2週続けてしっかりとコンタクトを取ってくれています。この馬に乗る前から注意深く馬のことを見て分析してくれていたようで、先週は角馬場から跨ってコースへ、そして今週は坂路といろいろなパターンでの特徴や感覚を掴んでくれました。その上でかなりの手応えを持ってくれているようです。
馬体も何の問題も無く、本当に良い調子だった前走と比べても、勝るとも劣らない状態だと思います。
「平成最後のGⅠ馬」のタイトル獲得に向けて、万全の態勢で臨みたいと思います。
そして今週はテッコンの他に、3頭が新潟で出走します。
まずは土曜日 1Rにマイブルーヘブンが難波ジョッキーと出走します。
今回は帰厩時からかなりテンションが高く、ジョッキーが考えながら工夫して調教してくれています。追い切りも先週の日曜日にしっかりやって、今週はかなり軽めに行いました。障害練習もうるさくならないギリギリのところを見ながらでしたので、控えめに行っています。
そのあたりがどうかですが、「新潟コースは比較的簡単なコースなので大丈夫だと思う」と難波ジョッキーも言ってくれていました。馬は元気で悪いところもありませんし、噛み合えば勝てる力はあるので、ここでも期待しています。
そして29日(祝・月)には新潟1Rにヘルムヴィーゲが和田ジョッキーと出走します。
最終追い切りは和田ジョッキーに跨ってもらい、コンタクトを感触を確かめてもらいました。動きは上々でしたし、体調も良く調子自体は悪くありません。ただ、今回はフケが出ているのでそのあたりがどう影響するかといった感じです。
しっかり乗り込んでも飼葉食いが落ちたことはありませんし、身になってくれば良くなりそうな感じはあります。今回はダート替わりとなるので、それが良い方向に出てくれないかと思っています。
そして今週最後は月曜日の新潟11R 新潟大賞典(GⅢ)にクリノヤマトノオーが和田ジョッキーと出走します。
こちらは「平成最後の重賞」となります。今回が在厩して3走目となりますが、もう馬が経験を積んで競馬へ向けての調教もわかっているので、調整はしやすいです。
追い切りは2週続けて和田ジョッキーが跨りました。最終追い切りはCウッドコースで半マイルから。ラストだけ追って終い11.6秒と十分過ぎる動きでした。久々の重賞でメンバーは結構揃っていますが、ここでも良い競馬が出来るのではないでしょうか。他が苦にするなら馬場は渋っても大丈夫ですし、頑張ってくれると思います。
さぁ、冒頭でも書いたように今週は平成最後の競馬となります。悔いのないように各馬、良い結果を出せることを期待しています。
武田