2021年1月4日 (高橋厩舎の日常)
明けましておめでとうございます。
明日1/5から2021年の中央競馬がスタートです。
去年の有馬記念から今年の金杯まで10日も間隔がありませんので、すごく早く感じますね。というか毎年毎年1年が早いなという気が、、(^-^;
特に競馬界は週末のレースに向けてほとんど決まった一週間を過ごすので、本当にあっという間に感じます。
高橋厩舎としては2020年が27勝。重賞も1つ勝つことが出来ました。
今年も重賞制覇はもちろんですが、やはりGⅠ、そして初めてのクラシック制覇を狙いたいですね。出走すること自体が難しいですし意義のあることなので、まずはその舞台に立てるような馬をしっかり作っていきたいと思います。
さて、毎年おなじみとなった明日の金杯dayは1日のみの変則開催です。
高橋厩舎からは3頭が出走します。
まずは中京1Rにエルブルスシチーが荻野極ジョッキーと出走します。
最終追い切りは併せ馬でしっかりやりましたが、まだ馬に前進気勢が足りないというか走りに集中出来ていないといった感じ。もう少し自分から走る気を出してほしいですね。そのあたりはまだ経験が浅いですし、成長とともに気持ちが乗ってきてくれないかと思っています。
体調自体は良いですし、脚元や歩様も問題ありません。馬体はもう少し絞りたいですが、時期的なものもあるので、使いつつ良くなってくれれば。キッカケを掴んでくれるような競馬をしてほしいと思います。
続いて中京3Rは2頭出し。
1頭目はメイショウアツイタが荻野極ジョッキーと出走します。
最終追い切りは2日に坂路でジョッキーが跨ってしっかり負荷を掛けました。以前に比べて動けるようになっており、素軽くなって走りが良くなったとのこと。息遣いも良化しています。
一度競馬を経験して、こちらの想定通りにしっかり上向いている印象です。
勝ち負けまではわかりませんが手応えは感じていますので、しっかり前進してほしいと思っています。
そしてもう1頭同じレースに出走するのはガムラン。こちらは松若ジョッキーとのコンビです。
夏の札幌での競馬から休ませて成長を待っていましたが、だいぶ馬がしっかりして良くなりました。ソエも心配いりませんし、体も大きくなって芯が入ってきた感じです。
ハミ受けも良くなっていますし、左右にブレずに良いフットワークで走れています。
最終追い切りは併走馬に合わせて無理せず走らせましたが、まだまだ余裕があったようで上々の動きでした。
競馬を使いながら更に良くなっていきそうな感じがあるので、上手く軌道に乗ってほしいと思います。
さぁ2021年の競馬がスタートです。
去年は牡馬・牝馬ともに無敗の3冠馬が誕生し、史上初のGⅠ9勝馬も誕生。ありとあらゆる面で記録ずくめの1年でした。
さて今年はどんな年になるのでしょうか。。
コロナの影響はまだまだ続きそうですが、今年の競馬界からも世の中を元気にするような明るい話題を提供していってほしいと思っています。
それでは今年もよろしくお願いします!!
武田