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スタッフブログ

GⅠを勝つことの難しさ

2015年11月16日 (高橋厩舎の日常)

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パドックでのシャトーブランシュ

パドックでのシャトーブランシュ

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競馬後のシャトーブランシュ

競馬後のシャトーブランシュ

エリザベス女王杯、残念でした! GⅠはやっぱり難しい!

全てが上手くいって、更に運まで無いと勝つのはやっぱり厳しいなと…改めてそう感じました。本当に惜しい競馬だったんですが。。

ここを目標に調整は凄く上手くいって、シャトーブランシュ自身は過去最高のデキに仕上がっていたと思います。

レース後、康太ジョッキーもかなり悔しがってました。 上位との差はほとんど無い、本当に力をつけている、と。

ポンと良いスタートを切ってそのまま馬のリズムに合わせて乗ってくれていましたが、勝負所で近くの馬がフラフラしていて、直線の進路取りで少しモタつきました。

もっと後方から外を回して追い込めば…と思う方もいらっしゃるとは思いますが、実際の競馬はそんなに単純ではないですし、GⅠとなるとやはりいろいろな面で厳しくなります。

そして今回でハッキリしたのですが、決してこの馬自身は道悪が得意とは言えません。

フットワークが大きいですし、ジョッキーも普段の調教に跨っている助手も、道悪が良いとは思わないとずっと言ってました。

良馬場で勝ったマーメイドSではゼェゼェして明らかに力を出し切って帰ってきましたが、今回は「すぐに息が入ったし、走れていない」と助手が言っていたように、走りづらくて全力が出し切れなかったみたいです。

そのせいか、競馬後も消耗している様子は無く、とても元気です。

脚元にも今のところ問題はありません。

今後については、来年お母さんになることは決まっていますが、そこまでにあと何戦してどういったローテーションを組むかはまだ確定してはいません。

クラブのオーナーの皆さま、応援してくれるファンの皆さま、また彼女自身の為にも、なんとかあと一つは大きなタイトルを取らせて上げたいと思っています。

次走が決まりましたら、またしっかりと仕上げて送り出したいと思います。

今後も温かいご声援をよろしくお願い致します。

武田

 

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