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調教師インタビュー 4

競馬場

これからの展望などをおねがいします。

違った発想で、これまでと違った風を吹かせられたら、と考えています。 大小全てにおいて「何か出来ないか」と常に考えているので、それを実現していきたいですね。

例えば、用具を一括管理する厩舎オリジナルの馬具庫は、育成牧場でヒントを得ました。 馬に与える飼料も、実績を上げている厩舎を研究して、自分の調教スタイルに合わせた独自のものをつくっています。飼料は与え方ひとつで馬が劇的に変わる。 おもしろいですよ。放牧先でも同じものを与えれば、馬のストレス軽減にもつながります。

細かい目配りを大事にして良い部分を吸収していきたですね。 いいものは貪欲に取り入れていく。この気持ちを忘れたくありません。

さらなる目標といったものはあるんでしょうか。

新しいことは常にやりたい。 日本の馬がこれまでに挑戦していない国にも挑戦していきたいと考えいています。 周りからダメだと言われたら火がつく性格なんです。 パイオニア精神というか、未知の国でも果敢に挑戦していきたい。 大げさですけど、それで日本調教馬の新たな道筋をつくることができればと思っています。

「競馬はステイタスでありエンターテインメント」

レースにおいては、日本のシステムの中だけで引退となるのは淋しいと感じています。 たとえばアジア全体にチャンスを求め、アジアサーキットができるようなことがあってもいいのではないでしょうか。

競馬は経済活動でもありますが、まずエンターテイメントであるべきだと思っています。 それでいて1つのステイタスであり続けることが重要です。 みな様にはどこかときめいて、愛馬の可能性にワクワクしていただきたい。

これまでの縁を大切に。そして新しい考えをお持ちのみな様にも、ぜひご一緒に夢を味わっていただきたいと考えています。

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インタビュー : スタジオリーヴス

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